お知らせ
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作成日:2026/08/26
事業所において生成AIを利用する際の規定モデル



Ø  生成AI利用ガイドライン

l  1条(目的)

l  本ガイドラインは、事業所の従業員が、ChatGPTGeminiClaude等の生成AI(以下「生成AI」)を業務で利用する際の基本ルールを定める。生成AIを安全かつ効果的に活用することで、業務効率化、働きやすい職場環境の構築、および新しい価値の創造を実現することを目的とする。

 

l  2条(対象者)

l  本ガイドラインは、会社の役員、正社員、契約社員、パート・アルバイト、および派遣社員など、会社の業務に従事するすべての者に適用する。

 

l  3条(利用可能な生成AIサービス)

l  業務における生成AIの利用は、以下のいずれかに該当するものに限る。

l  会社が法人契約し、従業員にアカウントを付与したサービス(例:[Copilot for Microsoft 365, ChatGPT Enterpriseなど]

l  個人のアカウントを利用する場合は、事前または事後に 総務部へ報告

²  し、かつAIの学習にデータが利用されない設定(オプトアウト設定)を

²  行ったサービス

 

l  4条(機密情報・個人情報の入力禁止)

l  生成AIにプロンプト(指示文やデータ)を入力する際、以下の情報を含めてはならない。ただし、第31項の「入力データが学習に利用されないことが保証された法人契約サービス」を利用する場合は、この限りではない。 

l  顧客、取引先、従業員に関するすべての「個人情報」

l  会社の財務情報、未公開の経営情報、事業計画

l  開発中の製品情報、ソースコード、ノウハウなどの「営業秘密」

l  取引先から秘密保持義務を負って受領した情報

 

 

l  5条(生成物の確認と利用責任)

l  事実確認の徹底(ハルシネーション対策): 生成AIが出力した情報には、虚偽や不正確な内容が含まれる可能性がある。従業員は必ず自らの責任で裏付け(ファクトチェック)を行い、そのまま鵜呑みにして業務に使用してはならない。

l  権利侵害の防止: 生成された文章、画像、プログラム等が、第三者の著作権、商標権、プライバシー等を侵害していないか十分に確認する。特に生成された画像を社外向けの資料やWebサイトに使用する場合は、細心の注意を払うこと。

l  最終責任の所在: 生成AIを利用して作成した成果物の最終的な責任は、AIではなく、それを利用・出力した従業員および会社にあるものとする。

 

l  6条(倫理とコンプライアンス)

l  生成AIを利用して、以下の行為を行ってはならない。

l  差別的、暴力的、または公序良俗に反するコンテンツの生成

l  他者への誹謗中傷、ハラスメントを目的とした利用

l  マルウェア(悪意のあるプログラム)の作成など、サイバー攻撃への加担

 

l  7条(推奨される活用方法)

l  会社は、従業員が以下の用途で積極的に生成AIを活用し、業務の生産性向上や労使間の円滑なコミュニケーションに役立てることを推奨する。

l  メールの文案作成、社内文書やマニュアルの素案作成

l  会議の議事録要約、アイデアの壁打ち(ブレインストーミング)

l  難解な専門用語やルールの平易な言葉への翻訳(社内規程の要約など)

l  感情的になりがちな文章のトーン&マナーの調整(ハラスメント防止)

 

l  8条(インシデント発生時の報告)

l  誤って機密情報や個人情報を生成AIに入力してしまった場合、または生成AIの利用に関連してトラブルが発生した場合は、速やかに直属の上司および[情報システム担当 / 総務部]に報告しなければならない。自己判断で隠蔽してはならない。

 

 

l  9条(ガイドラインの改定)

l  生成AIの技術動向や法規制の変化に伴い、本ガイドラインは随時見直し、改定を行う。改定内容は速やかに全従業員に周知する。

 

l  附則

l  本ガイドラインは、[202X年〇月〇日]より施行する。

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まずは「ガイドラインがあること」が最大の防御です。

 

l  AIを使ってはいけない」と禁止すると、従業員は隠れて私物のスマホ等で使い始め(シャドーAI)、かえって情報漏洩のリスクが高まります。「ルールを守れば使って良い」と明言することで、安全な活用が進みます。


太田合同事務所
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